ところでたった今、私の六本木の事務所に名前を明かすことができない、お台場にあるテレビ局の社員から情報提供があった。以下は社員からの情報を伝達しているだけで、私の方ではまだ完全な裏付けはとれていないが、確度は諸処の状況から高いとみられる。

 「フジテレビで内部的に亀裂が少し生じ始めている。日枝氏がもともと想定内だった6月株主総会での退任を拒否していて、6月株主総会後もCXの代表取締役として、君臨し続けようとしているらしい。今回の収拾策についても、日枝氏自身が収拾案をなかなか呑まず、事態が膠着している最大の要因になっているという。そこで社内での不安感が高まっている。」

 以上の内容が真実かどうかは別にして、今回のフジテレビの状況を招いた最大の責任は、日枝会長自身にしかない。この状況になってもなお、6月の総会以降も代表者として留まろうとする日枝氏のセンスを私は疑う。人間、引き時を間違えるとお終いじゃないですかい。

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