http://www.cognitive.jp/

(プレス・リリース)
平成22年8月2日

合同会社コグニティブリサーチラボラトリィズ

?日本国際放送は、
合同会社コグニティブリサーチラボラトリィズが開発した
キーホールTV技術用いた配信実験に参加、
携帯端末向けリアルタイム・ストリーミング実験にコンテンツを提供。

?日本国際放送(本社:東京都渋谷区1-19-4日本生命渋谷アネックスビル4階 代表者:代表取締役社長 高島肇久)と、合同会社コグニティブリサーチラボラトリィズ(本社:東京都渋谷区道玄坂1-22-7 代表者:業務執行役員 苫米地英人)は、海外での携帯端末等を対象とした国際放送のストリーミング配信実験をおこなうことで基本合意した。実験は、コグニティブリサーチラボラトリィズが開発した「キーホールTV」技術*を使用する。日本国際放送は、実験の配信コンテンツとしてNHK World / jibtvの英語放送コンテンツを提供し、海外でのコンテンツ配信の技術的可能性について検証し、将来の事業開発に向けて協力する。

コグニティブリサーチラボラトリィズは、ユーザーを限定した環境で、実験を行うことにしており、モニターなど、実験に参加するユーザーを募集することにしている。

*「キーホールTV」技術・・・回線に負荷をかけないP2P技術を用い、放送から端末での視聴までの時間差(伝送遅延)が極めて小さい方式。平成14年度に総務省の「次世代P2P型コンテンツ流通高度化技術に関する研究開発」として採択され、実験が行われた。


             問合せ先
         合同会社コグニティブリサーチラボラトリィズ
                   佐々木 Tel.03-5770-6966 

概要説明

  MPEGで代表されるこれまでの圧縮技術を利用した放送のリアルタイム配信には、配信の遅れという大きな問題があった。地上デジタル放送で3秒程度、USTREAMなどのネット配信では7秒以上の遅れが確認されている。この問題は、2011年にアナログ放送から地上デジタル放送に全面移行した後には、地震速報などの災害速報、有事の際の緊急放送などが、数秒の遅れで届くという国民の生存権を脅かす問題となっている。

 この問題を解決すべく、合同会社コグニティブリサーチラボラトリィズは、グループ企業各社、米国パートナー研究機関などと、次世代リアルタイム動画音声配信圧縮技術の研究開発を、平成14年度の総務省の「次世代P2P型コンテンツ流通高度化技術に関する研究開発」として採択されて以来、積極的に進めてきた。また、その成果の一部は、キーホールTV(KeyHoleTV)として、http://www.keyholetv.jp/ から、全世界に無償配布されており、すでに全世界で200万ダウンロードを超える実績を持っている。これらの実証実験を経て、「キーホールTV」技術は、大規模実運用に耐える頑健性とスケーラビリティが確認されたと考えている。配信プラットフォームとしては、Windows, Mac, Linux, Windows Mobileなどに加えて、iPhoneアプリも開発が完了している。

 この度、この「キーホールTV」技術を利用して、NHKと在京の民放各社などが出資する?日本国際放送と、NHKの海外向け放送であるNHK World / jibtvの英語放送コンテンツを全世界に配信することを目標とするプロジェクトが基本合意された。これは、WindowsやMacなどのPCプラットフォームのみならず、すでに開発済みの、Windows Mobile, iPhoneを含むあらゆる携帯端末への全世界配信をも視野にいれるものである。

 NHK World / jibtvは、現在米国のホテルなどに対して衛星回線を通じて配信されているが、これを、携帯端末を利用して全世界のひとびとに提供することを計画している。これは、日本の情報を全世界に発信していく上でも、極めて重要な役割を果たすものと期待されている。
  
 実運用に先駆けて、NHK World / jibtvの英語放送コンテンツの配信を、PCアプリケーション、iPhoneアプリとして、1000人規模の一般公募による実証実験を近々予定している。実証実験参加希望者の公募要項は、近々、http://www.cognitive.jp/ に掲示される予定である。また、全世界規模の実運用に向けて、事業パートナーの募集を開始する。今後これらの情報も、http://www.cognitive.jp/ から発信される予定である。