最近発売された『モーツァルトの奇跡! 驚異の"重ね聴き"脳力開発法<CD付き>』(宝島MOOK刊)とクラブ苫米地のオリジナル瞑想用教材第2弾『「悟り」への道 -The Road to Satori-』は、どう違うのかという問い合わせがあったので、違いを簡単に説明しておきます。 
 
 
●『モーツァルトの奇跡! 驚異の"重ね聴き"脳力開発法<CD付き>』(宝島MOOK刊)
 
モーツァルトを聴くとIQが上がる。それは、モーツァルトの音楽は抽象度が非常に高く、多くの情報が含まれているので、モーツァルトの音楽を聴いていると多くの情報を処理しようと脳が自然と活性化するから。さらに、「重ね聴き」で聴くと、抽象思考の力が高まり、IQを飛躍的に上げることができる。つまり"重ね聴き"は、複数の曲を組み合わせることで楽曲に含まれる情報の抽象度を上げ、脳を活性化させる驚きの即効メソッドといえる。とくに今回の付録CDには、モーツァルトの曲を使って効果的にIQアップのトレーニングができるトラックを収録している。
 
●クラブ苫米地のオリジナル瞑想用教材第2弾『「悟り」への道 -The Road to Satori-』 
 
モーツァルトの複数の楽曲を重ねたうえに、さらに私の機能音源を重ねて最強の音源を作った。これを聴くことで誰でも止観瞑想を実践して悟りの道を歩めるはずだ。CDは二枚組で、DISC1には「空観」「仮観」「中観」「止」「観」「円融」、DISC2には「sinfonia/悟り、その先へ」の計7トラックを収録。悟りへの伝統的ステップを現代的に再現した構成になっている。IQ向上の重ね聴きの効果に加えて、凝縮された悟りプロセスを確実に体感できるように設計されている。最後の「sinfonia/悟り、その先へ」はモーツァルトの曲のほかに、私の「ダヴィンチ脳音源」も重ねた強力音源。1トラックで37分ある。これを聴いてしっかり止観を実践して欲しい。DVDには、「悟り」についての私のレクチャーも収録されているので、瞑想初心者でも問題なく活用できるはずだ。
 
 
それぞれは全く異なった目的で制作し、全く異なる音源が収録されている。当然共に良い作品だ。相互補完的な効果が期待できるので、併用するのが望ましい。