■500円ブックレットの第二弾は「憲法改正のワナ」
7月に刊行した『TPPが民主主義を破壊する!』に続く、ブックレットシリーズの第二弾『憲法改正に仕掛けられた4つのワナ』のamazonでの先行発売中(http://amzn.to/1b8dZr4)。書店でも、順次並んでいるはず。日本の民主主義を破壊する時限爆弾が、自民党憲法改正案に仕掛けられている。
今、徹底的に議論すべき政治的なテーマを、ポイントを絞り、わかりやすく、かつスピーディに、ひとりでも多くの国民にいきわたるように廉価で出版することを目的にしているこのブックレットシリーズだが、今回は自民党草案の憲法改正について、同党が公表している改正草案を検証しながら、その隠された大きな危険性に警鐘を鳴らしている。
重要なのは、国防軍の保持や天皇を元首とし、君が代、日の丸を尊重すべしなどといった、マスコミでも取り上げられているような、目立つ改正部分のみに眼を囚われることなく、その陰にそうっと忍び込まされた、一見重要に見えない幾つかの改正項目と、その背後にいる一部の官僚達の目論見を見抜くことである。
――本書で指摘した「4つの罠」――を知ることによりこれが明らかになる。彼らの狙いは、憲法改正による官僚権力の強大化とその背後にいる勢力による我が国の隷属的支配。憲法議論の本質を見誤らないために、全国民必読の書として自薦したい。
私自身は、自民党幹部さえも、一部の官僚とその背後にいる勢力に騙されており、自民党自身の憲法改正案が、政権政党にとっても基盤である議会民主主義を根本から破壊する時限爆弾を内包していることを認識していないのではと深く危惧し、本書を緊急出版し、安価なブックレットとして広く警鐘を促すことにした。これは私の社会的使命であると強く感じている。
●『憲法改正に仕掛けられた4つのワナ』(サイゾー刊/500円+税)
●Amazon http://amzn.to/1b8dZr4