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Leica T (Typ 701) Summicron-T 23mm f/2 ASPH Film Vivid mode, compressed to 1M.


6月6日機能音源ライブをやる。最高の音を用意中。

写真はライブで使う、マルキオーネ(Marchione)のギター。ネックからボディまで一本の丸太から、職人が二、三年かけて手作業で削り出した、かつての武家の木刀のようなギター。ネックもボディも継ぎ目のない一本のマホガニーだ。職人の気魂にふさわしい音を出す。

因みに、うしろの大きなスピーカーは、60年代のJBL Paragon D4400。アンプはもちろん真空管の純A級増幅回路。プリ管に50年代のBungle Boyオランダ管、パワー管は60年代のKT88、GECイギリス管が、現在のところ最高の組合せ。

ライブでは、中央の二台の60年代マーシャルがEL34なのでムラードのNOS管で、サイドの二台がパラゴン用と同じGECのKT88。こちらは70年代ものを8本マッチングしてステレオで使ってる、恐らくライブ用では世界最高レベルの贅沢な音質。プリ管はNOSムラード。

機能音源ライブでは、皆さんが僕のスタジオの写真のパラゴンの正面1.5mぐらいに座っている感覚の音質が全席で再現出来るように設計している。ビィンテージ真空管と枯れた配線の音を堪能して欲しい。

因みにパラゴンなどビィンテージスピーカーのウーファーを、まだ磁束が充分あるのに再着磁したり、回路の線材を最近の新しいブレンドものに変えたりするオーディオマニアもいるようだ。オーディオは自分の音を追及するのは自由だが、現代の最高の音を出したければソナースファーベルなどを買えばいい。事実私自身、音源は最新のソナースファーベルでも必ずチェックしている。

オールドJBLの音は、長年使い続けたベルデンの銅線をそのまま使わなければ出ない。銅線は、ジャズを流し続けたもの、ロックを流し続けたもの全て音が違う。もちろん、50年ぐらい流し続けるのが理想。だから、アメリカなどでは、ラジオ局などが、機材入れ替えで、アンプやスピーカーの配線材が、売り出されることがあるが、それが例えば50年間ジャズを流し続けたラジオ局のものであれば、とんでもない価格で、銅線一本が取引される。それを例えば、50年代のパラゴンの配線を、現在の線材に替えるなど、私には全く理解出来ない。少なくとも本物のマニアではない。

もちろん、ネットワークのコンデンサーも当時のものでなければ音はオールドJBLではない。同じ容量のコンデンサーでも当時のものと、今のものは音が全く違う。スペックだけ求めるオーディオマニアは恐らく本物の音を聴いたことがないのだろう。

Gibsonレスポールを弾くギタリストは、58、59、60年もの、いわゆるバーストと同じ50年代もののトーン回路の音を求めて、バンブルビー400V、0.22μFのコンデンサーの本物を何年もかけて探す。私がライブで使うレスポールもオリジナルのバンブルビーだ。

現代のレプリカと容量が全く同じでも音が全然違うからだ。もちろん、音のうわべしか知らない技術屋さんは、回路図をみてトーン回路のコンデンサーはアースに落ちるだけなので、容量以外は音質に影響がないはずと言う。本物の音を聴いたことがないからだ。

同様に50年代、60年代の真空管で駆動される本物のJBLを聴いたことがない未熟な技術屋さんは、最新のスペックの回路、線材、ダイアフラムがいい音だと思っているらしい。そういう人は僕のライブに是非来て欲しい。演奏家が楽器を奏でる。そして、アンプもスピーカーも楽器の一部だ。だから、JBLパラゴンはオリジナルの線材、コンデンサーであって初めて、本物の楽器となる。もちろん音は本物とレプリカは全く異なる。

一方、オーディオショップの営業マンに乗せられたような改造は論外だが、パラゴンには伝説的な素晴らしい改造もある、最近拝聴したのは、湯布院の喫茶店アーデンさんのパラゴンだ。ここのパラゴンは、ネットワークが改造されている。オリジナルのコンデンサーをいかしたまま、ネットワーク配線を空中配線に変えてある。制作はあのKanno Worksだ。空中配線は、我々もライブ機材のラック配線では使っている。配線が近いと不要なコンデンサー効果が生じてしまうからだ。アーデンさんのパラゴンでは、オールドJBLにありがちな中高域の濁りが完全に消えている。

私のパラゴンは、コーン紙の張替え以外、一切いじっていない完全オリジナルだ。代わりに周囲の環境を色々調整して音を仕上げてある。将来は、何らかの特典で皆さんにも私のJBLパラゴンの前に座ってもらえるようにしたい。ただ、一番のオリジナルは、機能音源ライブを生で聞くことだ。

現実には、世界のトップアーティストでも、ライブは、コストパーフォーマンスから、デジタルアンプシミュレーターとPA増幅でやっているのが現状だ。その方が簡単にアルバムに似た音が出せるからだ。ただ、それでは、ライブがアルバムの偽物になってしまう。本末転倒だ。

私たちは、全てコスト無視で、ビィンテージ管、ビィンテージキャビネットによる環境にこだわっている。リハーサル時間はほぼ全て配線に使われる。だから、本物の音が出せる。レプリカではなく、「生」で同じ空間を皆さんと共有したいからだ。

PS 質問があったので、追加。
写真は、5月26日に発売になったばかりのライカの新システム、Leica T (Typ 701)のSummicron-T 23mm f/2 ASPH で撮ったもの。Film Vivid設定。室内手持ち、AWB。最新のMレンズに遜色のない描写。このレンズが使えるだけでLeica Tは買い。このレンズ、JPEG Vividモードがいい。後ろに見えるのは六本木ヒルズ。

以下、担当から、
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平素、格別のご愛顧賜りましてありがとうございます。

来月もさっそく、ライブ開催日が近づいてきております!


今回のライブもたくさんの方に既にお申し込みいただいております。

ご来場ご希望の方はどうぞお早めに、お申し込みください。


皆様にお会い出来ることを楽しみにしております。


日時:2014年6月6日(金)

開場:18:00 開演:18:30 終演:21:10

場所:LIVE STAGE GUILTY

〒150-0043東京都渋谷区道玄坂1-17-6 プロスペクトB1階

TEL:03-3770-1130

地図:http://www.guilty.ne.jp/access.html

《主演》苫米地 英人

《Special Guest》MEMI、CUTT

《Dr Trance Werks》CUTT(G)/ジミー(G)/安武(Ba)/ハヤト(Org)

■チケット料金 (別途ドリンク代として500yen掛かります)

一般⇒100,000yen

ワークス生(卒業生)、クラブ苫米地会員⇒30,000yen

※割引をご希望の方は各担当窓口までお申し出ください。

DVD第7弾特典利用者、DVD第8弾特典利用者⇒無料招待

※無料招待の為には各窓口へ事前のお申込みが必要となります。

※ご来場時は身分証をご持参ください。


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