2017年に亡くなった親友の舞踏家和栗由紀夫の『舞踏花伝』web版が公開された。和栗は70年代に舞踏創始者土方巽のファーストダンサーだった。和栗とは30年以上芸術を語り合った家族ぐるみの親友だった。

舞踏は、"Butoh"と読み、"ぶよう"ではない

https://butoh-kaden.com/

かつて90年代に私がいたジャストシステムで浮川夫妻の支援でCD-ROM化された幻の舞踏譜集。舞踏は舞踏譜という概念が分かって初めて芸術としての真の側面を知ることが出来る。舞踏のプロから興味ある人まで幅広く重要な文化遺産だ。サイトの英語化も進行中。

今日2月26日は生きていれば68歳の和栗の誕生日。かつてジャストシステムで『舞踏花伝』を担当した後藤光弥氏ら『舞踏花伝』web版製作委員会が今日に間に合わせてくれた。和栗の舞踏集団好善社は土方巽が命名。私がオーナーだった。

以下は、制作総指揮の後藤光弥氏の言葉。彼は、かつてジャストシステムでオリジナルCD‐ROM版を担当後長年和栗をサポートしてくれた。
 



これで、和栗さんとのひとつの約束は果たせましたが、
『舞踏花伝』web版が
世界のなかで、その使命を果たしていくのは
これからが本番だと思っております。

今日、世に問うのは最初のバージョンです。
まだ、リンクの張れていない資料や、
英訳が揃っていないページもあります。
我々は、この後も、世界に向けて、
このサイトを育てていくつもりです。

これからも変わらず、
ご支援・ご教示のほど、
よろしくお願い申し上げます。


『舞踏花伝』web版製作委員会を代表して
後藤光弥 拝



写真は亡くなる一年前、2016年4月の和栗との共演。彼が踊り、僕がギターを弾いた。これが彼との最後の共演だった。

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