防衛庁跡地のミッドタウンプロジェクトのビルが大体建て終わったようで、六本木の風景は一年前とは全然違う。勿論ヒルズの時もそうだったが、今回大きく違うのは、六本木の街のその他の部分にも容赦なくメスが入れられているところだ。例えば私のオフィスのビルはミッドタウンプロジェクトの向かい側にあるが、すでに事実上地上げされている様子だ。この辺もビル群に変わるのだろうか。また、六本木の「クリーン化」の一貫として「あやしげ」な店は続々と摘発されている。それも麻布署が知らないうちに本庁が直にというレベルのようだ。三井不動産の政治力だろう。ヒルズの時はそんなことはなかった。2,3ヶ月前もテレビの舞台にもなった有名なキャバクラが摘発されたが、昨晩も一件、新宿から5月に進出してきたハプニングバーが摘発された。これは、やらせの客にやらせているところを客にみせているという、やらせのやらせのシャレにもならない店だったので当然だが、開店からこのスピードでの摘発は当然、六本木「クリーン化」の強い意志が働いているのだろう。映画のオーディションなどでもお世話になっている有名なベルファーレも深夜営業は制限されたということで、「ダンスは文化だ風俗と一緒にするな」という論理でこれに抗議したものの、当局には無視されたようだ。

街がクリーンになることはいいことだが、そのクリーンの定義が大企業の経済の論理優先とはならないように三井不動産さんも当局も、よくそれぞれ個々の存在を見極めてくれるように望む。