『洗脳支配』(ビジネス社)で予想した通り、IMFが今後世界の金融の中心となっていくことが、15日に開かれる緊急金融サミットで決まる。既にEUと日本政府の両方にサミット前から、IMF機能強化を提言させるという形を取っているところが巧妙だ。私の目から見ると、IMF/BISを中心としたこれまでの国際金融支配の流れそのものが、現在の金融恐慌の原因にしか見えないのだが。IMFは本来は、国際通貨体制の安定のための組織であり、金融の監督機能を持たせるというのは、本来の設立意図と異なる。にも関わらずIMFに金融監督・調整機能を持たせるというのは、短期的には米国潰しであり、また、ドル潰しであるが、中長期的には、ポンドと円をEUに統合した新国際通貨制度への流れと読む。 勿論、日本がIMF管理下に入るというのも中期的には現実的になってきた。


EU、IMF強化で一致 100日以内の対策立案要請へ

IMFに金融監督・調整機能を=当局間の連携強化も−金融サミットで日本提案へ